公益財団法人
東京都予防医学協会のあゆみ

Supporting Your life long Health Promotion

公益財団法人東京都予防医学協会のあゆみ

1949年
(昭和24年)
東京公衆衛生協会として新宿区原町に発足。東京都内の学童、住民を対象に寄生虫卵検査と衛生教育を開始。同年、財団法人東京寄生虫予防協会として、東京都より財団法人の許可を受ける
1950年
中央区京橋に移転。翌年、付属診療所を開設
1959年
腸管系病原菌検査として細菌検査を開始
1961年
胃がん検診(胃部X線間接撮影検査)を事業化
1963年
学童集団検尿を開始(腎臓病検診)
1964年
新宿区市谷(現在地)に「保健会館」を建設し、協会の本拠とする
1965年
職業人を対象に定期健康診断、循環器健診、人間ドックを開始
1966年
東京学校保健研究会を設立。「学校保健セミナー」の第1回を開催
1967年
財団法人東京都予防医学協会が誕生。財団法人東京寄生虫予防協会の主たる事業及び職員を同法人が引き継ぎ、都知事の許可を受け発足
1968年
子宮がん検診を開始/学童を対象に心臓病検診を開始/職域の健康管理の充実を目的に、「ヘルスケア研修会」の第1回を開催
1974年
学童の尿検査に「尿糖検査」を加え、学童の糖尿病検診を開始/新生児を対象に、先天性代謝異常症のマス・スクリーニングを開始
1975年
「東京から肺がんをなくす会」(ALCA)を設立し、会員制による肺がん検診を開始/学童を対象に脊柱側弯症検診を開始
1980年
妊婦の甲状腺機能検査を開始
1982年
乳がん検診を開始。ホルター心電図の解析センターを開設し、診療所や病院に心電図解析サービスを開始
1985年
学童の成人病(生活習慣病)予防のための総合健診として小児成人病予防健診を開始
1988年
検査・健診の精度向上と、情報量の急速な増加に対応してコンピューターシステムのグレードアップを図る(第2次コンピューター計画スタート)
1989年
(平成元年)
産業医科大学生の「産業医学現場実習」施設として協力を始める

1990年
健康教育事業の強化・充実のため、健康教育事業本部を新設
1992年
職域の健康づくりをユーザーと連携して推進する場として、「健康づくり懇話会」を発足/職域の健康管理に活用できるコンピューターソフト「健康管理サポートシステム」を開発
1993年
「東京から肺がんをなくす会」(ALCA)の肺がん検診に、世界で初めて高速らせんCT(ヘリカルCT)を導入/新水道法に基づく水質検査を開始。水質検査体制を充実・強化
1995年
ヘリカルCTを導入した「ニュー人間ドック」を開始
1996年
厚生省、東京都から食品衛生指定検査機関の認可を受け、新食品衛生法に基づく食品検査体制の充実・強化を図る
2000年
99年末に子宮がん検診ののべ受診者数が500万人を突破し、2000年2月に記念の会を開催
2001年
本会をはじめ、予防医学事業中央会の全国支部が参加し、健診・検査データの共有化がスタート/新生児マス・スクリーニングをはじめ、代謝疾患のスクリーニングの充実をはかるため、最新鋭の四重極MS/MS質量分析計を導入
2002年
健診施設の改装・拡張を行い、高精度の乳房検診用マンモグラフィ装置を導入/「東京から肺がんをなくす会」(ALCA)が、マルチスライスヘリカルCTを導入/地域住民を対象とした対策型がん検診を開始
2004年
健康増進法の施行(2003年5月1日)に合わせて、大幅な組織改革を行い、新たに健康支援センターを立ちあげる/マンモグラフィによる乳がん検診の増加に伴い、新たに乳がん検診車を購入/子宮がん検診ののべ受診者数が600万人を突破し、検診開始以来子宮頸がん、体がん合わせて12,000人のがんを発見
2005年
昭和大学医学部の研修医を対象とした臨床研修施設として協力を始める
2007年
新生児マス・スクリーニング30周年記念事業として、「東京都予防医学協会賞」を設立。第1回の表彰式をフェニルケトン尿症(PKU)親の会関東総会で開催
2008年
「特定健診・特定保健指導」の実施を受けて、これまでの保健指導の経験を活かし、生活習慣病の予防活動をさらに推進/マンモグラフィ検診車を利用した離島乳がん検診を開始
2009年
厚生労働省が実施する「乳がん検診における超音波検査の有効性を検証するための比較試験(J-START)」に参加
2012年
公益財団法人への移行申請が承認され、4月1日より公益財団法人東京都予防医学協会となる/2004年から研究事業として取り組んできたタンデムマス法による新生児マス・スクリーニングが、公費負担による事業となる
2013年
3月に検査研究センター棟が完成。検査関連部門を集約し事業の効率化を図る/八王子市が行う国のHPV検診検証事業に協力/東京工科大学の「保健師実習」施設として協力を始める
2014年
第1健診センターと女性検診センターが改修を終え、新装オープン/第1回東京都予防医学協会マンモグラフィ読影講習会を開催/日本臨床細胞学会の細胞診60周年記念式典で本会に感謝状
2015年
保健会館本館の改修工事がすべて終了し、2月6日にリニューアルオープン/第1回東京都予防医学協会乳房超音波医師講習会を開催
2016年
東海大学の「保健師実習」施設として協力を始める
2017年
創立50周年を迎える/創立50周年記念誌を発行/乳がん検診の精度向上のための研究事業として、3D装置によるマンモグラフィ撮影を実施
2018年
スポーツ庁の「スポーツエールカンパニー」、東京都の「東京都スポーツ推進企業」に認定される
2019年
ライソゾーム病のスクリーニング検査の確立を目指すための試験研究を東京慈恵会医科大学等と共同で開始/スポーツ庁の「Sports in Life プロジェクト」参画団体に認証される/理事長が「健康経営宣言」を行い、健康経営への取り組みを積極的に開始
2020年
新型コロナウイルス感染症対策に伴う政府による緊急事態宣言および東京都の緊急事態措置を受け、4月 からの約2カ月間、健康診断業務を原則休止、外来診療業務を縮小/オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた「東京都予防医学協会 健康フェスティバル―—東京2020参画プログラム(スポーツ・健康)」を開催/子宮がん検診ののべ受診者数が1,000万人を突破
2021年
健康経営優良法人 2021(ホワイト500)」の認定を受ける/人間ドックのお弁当「彩食健美膳」がスマートミール認証を取得
2022年
未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」の趣旨に賛同し、「宣言」を公表。ポータルサイトの「企業リスト」に登録/拡大新生児マススクリーニングの試験研究を東京慈恵会医科大学等と共同で開始
2023年
東京慈恵会医科大学の産業医実習施設として協力を始める

協会について