厚生労働省の全国調査結果によると、今日本では690万人もの人が糖尿病であり、糖尿病予備群とされる人は1370万人に達し、糖尿病の予防は重要かつ喫緊の課題になっています。
このため、児童・生徒の健康診断でも尿糖の検査が必須項目として法律で義務付けられています。
Supporting Your life long Health Promotion
学童糖尿病検診の実績は30年。その成果は、糖尿病の実態解明にも役立てられました。
本会では、1974(昭和49)年から、小児糖尿病の専門医と協力して学校検尿に尿糖検査を取り入れ、子どもたちの糖尿病のスクリーニングを行ってきました。 その30年間の検査成績から、かつては大人の病気とされていた2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)が子どもにも増えていることがわかってきました。