肺を守るは、命を守る
安全で最先端の医療技術を用いた検診と共に、適切な健康指導や治療によって皆さまの肺と命を守る「東京から肺がんをなくす会(Anti-Lung Cancer Association:ALCA)」は、最も伝統と実績のある「肺専門ドック」です。
Supporting Your life long Health Promotion
肺を守るは、命を守る
安全で最先端の医療技術を用いた検診と共に、適切な健康指導や治療によって皆さまの肺と命を守る「東京から肺がんをなくす会(Anti-Lung Cancer Association:ALCA)」は、最も伝統と実績のある「肺専門ドック」です。
40歳以上で、肺がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺炎など肺の病気を心配している方は男女を問わず、どなたでも入会できます。
喫煙中、あるいは禁煙後10年以内の方、ご家族に呼吸器の病気の多い方には特に入会をおすすめします。
40歳以下の方の場合は、喫煙者でも肺がんのリスクは低いことと、低線量CTでも被曝量が胸部X線に比べると高いことから、「1回のみ検査」を行い、特に異常がなかった方には、40歳以降から定期検診をおすすめしております。
専門医の診察 | 自覚症状や喫煙状況などの問診、呼吸音の診察や触診、胸部X線やCTの結果説明、呼吸機能検査結果の解説、禁煙などの生活指導を行います。 |
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X線(レントゲン)撮影 | 1枚の写真で肺の全体像を把握できます。診察時に担当医が説明しますが、後日別の肺専門医も読影(ダブルチェック)し、それが最終判定になります。 その際、判定に大きな相違があれば、電話あるいは再度受診していただき、改めて説明する場合もあります。 |
低線量*ヘリカルスキャン マルチスライスCT (1㎜と0.5㎜) [独自の設定線量] |
定期検診で、肺を一断面(1㎜)ごとに観察できるので、早期の肺がん、COPD、肺炎の発見に有効です。当日の担当医の他に、後日別の肺専門医がコンピューターによる診断支援を受けながら読影を行い、これが最終判定になります。また、コンピューターで肺気腫の部分の占める割合を計算して表示します。 文書での結果と診察時の様子に大きな相違があれば、電話あるいは再度受診していただき、改めて説明する場合もあります。検診後のCT精密検査・経過観察検査で(0.5㎜)でのCT撮影をすることもあります。 * 一般的な胸部CTの被ばく量 8ミリシーベルトを、「東京から肺がんをなくす会」独自の設定で10分の1以下の0.6ミリシーベルト程度まで下げて行う撮影 |
スパイロメーター (呼吸機能検査) |
COPDの有無やその程度の診断に有効です。COPDがあると強く一気に息を吐き切ることができなくなります。 治療に該当する場合は本会のクリニックや希望する病院に紹介します。 |
喀痰細胞診 | 太い気管支にできるがんや喉頭がんの発見に有効です。痰の中にこぼれ出てくるがん細胞を見つけるので、起床後直ちに強い咳をして、出てきた痰を容器の中に直接吐き出してください。原則3日間、採痰します。 |
スモーカライザー | 喫煙の影響がわかります。ニコチンを測るのではなく、呼気(吐く息)の中の一酸化炭素を測定しています。最後に喫煙してからの経過時間にもよりますが、一日の喫煙本数に近い値が表示されます。 |
喀痰細菌検査 | 痰の中に「結核」や「抗酸菌症」などの病気を起こすような菌が存在しているかどうかを調べます。検診当日に痰を採取します。 |
※スパイロメーター(呼吸機能検査)、スモーカライザーは当面の間、原則休止いたします。
1回 27,500円(税込)各種クレジットカード使用可
1回の検査料金には上記の検査や診察の他に、半年以内に行った場合の追加検査(経過観察検査)、担当医との面談あるいは電話での相談料も含まれております。
本会で行っている通常の「人間ドック」との同日受診も可能です。その場合、人間ドックの料金からCT検査分の割引の適応もありますので、申し込み時にご相談ください。
<お問い合わせ> お電話または、Eメールでお問い合わせください。
入会ご希望の方には申込書や問診票などをお送りいたします。
電話の受付時間は、月曜から金曜の午前9時から午後5時、奇数週の土曜日の午前9時から12時までです。
03-3269-2175
kikaku@yobouigaku-tokyo.jp
早期発見が目的ですので、半年ごとの検診が原則です。特に現在喫煙中の方や禁煙後10年以内の方、あるいは何らかの軽微な異常が見つかった方は、継続的な定期検診が大切です。ただし、今までタバコを全く吸わず、すべての検査で異常がなかった方は、診察担当医の判断や総合的なカンファレンスなどで検討し、検診間隔を1年ごととすることも可能です。検診の診察時にご相談ください。
肺がんの可能性が高い場合には、責任をもって国立がん研究センター中央病院(東京・築地)、あるいは国立がん研究センター東病院(千葉県・柏)に迅速に紹介します。軽微な異常は、本会の保健会館クリニック肺診断科外来でより精密なCT撮影などを行いますが、その費用も検診料金に含まれています。
COPDや肺炎については、本会の呼吸器内科外来、あるいは実績ある専門医療施設に紹介します。
検診時以外でも、咳や痰、胸痛など呼吸器の症状があらわれた場合には、随時、本会の担当専門医がご相談に応じます。またご要望に応じて、ご本人の「かかりつけ医」と連携して診療にあたることも可能です。
肺がんやCOPDの最大の原因はタバコですから、まずは禁煙が必要です。しかし、実際には1人の力だけで禁煙することは難しいのも事実です。
本会の保健会館クリニックには、無理なく禁煙できるようお手伝いする外来があります。喫煙されている会員の方の相談には、随時応じています。
(順不同)